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インフルエンザ治療薬「タミフル」について [インフルエンザに漢方薬]

インフルエンザ治療薬「タミフル」について

米食品医薬品局(FDA)は、
 インフルエンザ治療薬「タミフル」が日本で承認された2000年以降、
 同薬を服用した日本人の14歳以下の子供12人が死亡していたとする報告書を公表。

FDAは、
 「死亡事例とタミフルの因果関係の評価は困難」としながらも、
 「異常な事態」として、製造元のスイス・ロシュ社と日本の保健当局が提出した資料をもとに
 今後の対応を協議する方針。

FDAが公表した報告書によると、
 死亡した12人の年齢は、2、3歳が最も多く、7人。
 症状は、突然死が最も多く、次いで心肺停止、さらに意識障害、急性膵炎(すいえん)、
 肺炎、窒息などの例もあるという。

日本ではこのほか、
 異常行動などの神経精神医学的症状が31件(各国全体で32件)、
 薬疹(やくしん)や比較的重い皮膚の異常が11件(同12件)報告された。

日本ではこれまで、
 10代の2人がタミフル服用後に異常行動を起こして死亡したことが報告されていたが、
 因果関係については意見が分かれている。

FDAの基準では、
 タミフルは1歳以上のインフルエンザ治療と、13歳以上では予防用としても使用が認められている。
 FDAは、タミフルの世界全体の流通量の半分以上を日本が占めていることを指摘したうえで、
 「日本の基準も米国とほぼ同じ。欧米人と日本人の間で、
  服用量に対する反応に違いが出るとは考えにくい」 としている。
 参考資料 読売新聞社:2005年11月18日

現在、日本国内の病院においてインフルエンザ予防及び治療にタミフル等の新薬を使用しておりますが、
上記のような状況からも、新薬の使用には十分にリスクを配慮し慎重に使用しましょう。



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